相武台公民館まつり「歴史同好会の展示」 2024年3月
明治大学平和教育登戸研究所資料館


明治大学平和教育登戸研究所資料館
開館時間:水曜~土曜
10:00~16:00
 平和教育登戸研究所資料館は、かつてこの場所にあった旧陸軍の秘密戦の研|究所 「登戸研究所」 を紹介する資料館です。当時研究されていた「風船爆弾」の模型や「本物の偽札」の複製などが常設展示されています。建物は研究所時代から使用されていた建物を保存・活用しており、資料館自体が生田キャンパス内に残る戦争史跡のひとつです。
 開館時間中はどなたでもご自由にお入りいただけます。入館料は無料です。
ぜひご来館ください。
風船爆弾 底冷えの工廠で作業
       朝日新聞 2024/6/22より
  柴田歌子(千葉県)

 1944年、私は「ふ号兵器」いわゆる風船爆弾づくりに携わりました。当時は愛知県立第一高等女学校5年生で、学徒勤労動員として名古屋陸軍造兵廠に配属。勉強を続けることはかなわず、名古屋市内の自宅から通いました。
 「撃ちて止(や)まむ」の標語の下、女学生は一丸となって銃後を守ったのです。
 コンニャクノリで和紙を6層に重ねつける作業です。ゴワゴワした手触りだったので、「ゴワ」と呼んでいました。級友と班になって、並んで必死に作業しました。それを直径10mの気球にするのです。球体になった風船の中に入って、破れがないか点検しました。
 一般工員に交じって夜勤もしました。工廠は底冷えし、暖房もない中作業は続きました。
 学校は空襲で焼かれました。手にした卒業証書は、わら半紙一枚の粗末なものでした





設立趣旨

 登戸研究所は、戦前日本の戦争・軍隊を知る上で、きわめて貴重な戦争遺跡である。登戸研究所は、戦争には必ず付随する「秘密戦」(防諜・諜報 ・謀略・宣伝)という側面を担っていた研究所であり、そのため、その活動は、戦争の隠された裏面を示しているといえる。私たちはこうした戦争の暗部ともいえる部分を直視し、戦争の本質や戦前の日本軍がおこなってきた諸活動の一端を、冷静に後世に語り継いでいく必要がある。
  私たちは、登戸研究所の研究施設であったこの建物を
保存・活用して「明治大学平和教育登戸研究所資料館」を設立し、登戸研究所という機関のおこなったことがらを記録にとどめ、大学として歴史教育・平和教育・科学教育の発信地とするとともに、多年にわたり、登戸研究所を戦争遺跡として保存・活用することをめざして
地道な活動を続けてきた地域住民・教育者の方々との連携の場としていきたいと考えている。


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