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相模の歴史いろいろ
相武台歴史同好会
相模原市相武台公民館で活動しています。
 連絡先: 矢野 会長 
   tel:相武台公民館 046-
「歴史調査」へ と「各地の見学」へ 「「地区探検」へ
2024年6月08日(土)
相模 西南 洪水対策と農業用水確保「三段の滝」
 昭和8年(1933)に造られた鳩川分水路(現、鳩川隧道分水路)は段丘上からの放流の勢いを緩衝するための段差が三段あることから「三段の滝」と呼ばれ、その後、昭和63年(1988)には、その上流に「新三段の滝」が完成しました。

 この付近は「相模川散策路」の一部として整備され、展望台から見る相模川を望む眺めは風光明媚なスポットとなっています。

 また、この新三段の滝辺りから相模川散策路を歩いてみますと、西側に相模川、その奥に大山、丹沢連峰の雄大な絶景が目に入ります。

 四季を通じて、季節の様々な移り変わりの表情を見せてくれる、とても良いところです。
「歴史調査」 「各地見学」 「地区探検」の履歴

2024/02/19 相模 西南 一遍さんが滞在した跡に「無量光寺」2023/05/21 東京 新宿 平和祈念資料館(抑留者と引揚者の労苦)
その他 特 集

歴史同好会の「プレゼンテーション」活動
相武台公民館にて「台湾少年工と高座工廠」
相武台歴史同好会「五周年誌」
 参考にした書籍・場所
 かって盛んに行なわれていた相模川名物の鮎漁も、河水統制事業によって相模湖が誕生すると共に、水量がめっきりと減ってしまって、今では遠い昔の物語となってしまいました。
 古老の語り伝えによれば、明治から大正年間、さらに昭和の初め頃までは、毎年四月から五月頃にかけて、下流から上流に向かつて川底を溯る站の大群は、おびただしい数に上ったということです。
 この近辺では、鮎とうなぎの漁場として、大変に有名だったのです。
 旧三段の滝「鳩川放水路」の入口です(いまは写真を撮影した地点には、行くいくことが出来ません)。

 ここから110mほど地中を流れ、旧三段の滝につながっていました。(今でもつながっています。)






 二つの川(鳩川と道志川)が合流し、その水のほとんどどは三段の滝を経由し、相模川に流れていますが、その一部は地中を流れ、ここでは、まだ水量は少ないですが(第二の)鳩川として流れ出しています。途中で湧き水で、かなり水量を増しながら、農業用水などとして利用されています。